新曲MV公開「桜〜この街の襷〜」
2017/4/13
いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
本日2017年3月13日、ビーグルクルー新曲
「桜〜この街の襷〜」
のミュージックビデオをYouTubeにて公開いたしました。
この楽曲は、2016年に福島県双葉郡出身の方より「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」の楽曲提供の依頼を受けたことから始まりYASSが書き下ろした楽曲です。
2014年に「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」に書き下ろされた「GLAY/さくらびと」に続き、桜プロジェクト2つ目の復興支援ソングとなります。
ミュージックビデオには、依頼者の娘さま、奥さまを含めた、実際に福島県在住の方々にも出演していただきました。
このミュージックビデオは、さくらプロジェクトに参加している双葉郡出身方が主人公となっており、自分が育ってきた環境を巡りながら当たり前にあった人の流れや子供達の笑顔がなくなり、桜の植樹を通して自分の子供や孫の代までに、またあの頃の街を取り戻すという内容です。
「桜〜この街の襷〜」
– MAIN CAST –
父親役:添野 豪
女の子:眞船 桜
男の子:村瀬 大河
– 楽曲 –
歌:ビーグルクルー
作詞、作曲:YASS
編曲:鳴瀬シュウヘイ
– ミュージックビデオ –
監督:村瀬 優介
ディレクター:長島 宏晃
※国内iTunes、レコチョクでは4月26日より配信開始予定
最新アルバムに収録予定。
【ビーグルクルー コメント】
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まず、桜は「綺麗だな」と楽しむためだけじゃなく、それぞれがそれぞれの想いを、年に一度咲く桜に込めていると思います。
たくさんの想いがある中、桜シーズンだけではなく、年間通して想いを込めて聞ける桜ソング「桜〜この街の襷〜」を作りました。
この楽曲を書くにあたり、何度も双葉郡や被災地を訪れました。直接現地を見ないとわからないことばかりでした。
そして警戒区域での植樹をプロジェクトの皆さんと一緒に参加させて頂くことで、現地の方の想いをたくさん感じることができました。そして逆に元気と活気と笑顔をもらった気がしました。
ずっと忘れてはいけない想い、子供達の未来へ向けたひとつひとつの夢、新しく繋いでいく襷、語り継いでいくべき希望。未だ帰れぬ場所があるたくさんの人々。
大きな震災被害を受けてない僕らには、メディアを通しても細かに伝わってきていないことがたくさんあります。
福岡に住む僕らは、同じ九州の熊本震災もあるのに、何故今更福島に?という現地の方の声もありました。
もちろん、支援への気持ちはどこへも変わりません。
明日で熊本震災から1年。
明日で熊本震災から1年。
だからこそ九州だから。は、もちろんありますが、同じ日本なのだから。ということ考えています。もちろん、福島・熊本に限らずです。
今でこそ多く伝えられていない現状を伝える襷を預かり、責任もってこの「桜〜この街の襷〜」を歌い全国に伝えていけたらと思っています。
ビーグルクルー
【ふくしま桜街道・桜プロジェクトとは・・・】
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東日本大震災で避難区域となったふくしま浜街道163キロに2万本の桜植樹する壮大なプロジェクト。
国道6号及び常磐道・県市町村道沿線に桜並木をつくり、東日本大震災、原発事故のシンボルとして、末永く維持管理していくことにより、後世に語り継ぎたいと、30年後の故郷に贈るプロジェクトです。
NPO法人ハッピーロードネット
ふくしま桜街道・桜プロジェクト 公式サイト
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福島県双葉郡の警戒区域にて植樹をする様子
未だ帰還することができない避難区域